松本ジャポニスム

「松本ジャポニスム2024、いよいよ明日開催です！」

4回目となる松本ジャポニスムです。

4月21日(日)11:00〜

おさらいしてから出かけましょう！

四柱神社神楽殿では伝統芸能を次から次へと楽しめます。舞に三味線、謡に吟、囃子や箏！新しい出会いがここにあります！



四柱神社大鳥居周辺では松本地域の伝統工芸を堪能できます。
松本って面白い！

お六櫛のワークショップは大鳥居近く、七夕人形作りは縄手通り東側組合事務所です。
作り方や使い方を作家さんから教えてもらえる貴重な機会です！

縄手通りを使ったカータリのスタンプラリーは、四柱神社境内のテントからスタートです。台紙、景品はここで受け取れます。
松本のカータリ人形を知ろう！
11:00〜15:00

松本市立博物館のカータリ作りのワークショップは2種類。10:00〜と11:00〜のコースがあります。
カータリ人形を連れて帰ろう！

縄手通りの真ん中辺りでは、三味線、太鼓を使った楽しい絵本の読み聞かせをします。
大人も子どもも寄っといで！
①12:30〜②15:00〜



縄手通り東側ではキモノ市を開いています。アンティークキモノ、帯、リメイク作品と着付けが楽しめます！



さらにけん玉のパフォーマンスやけん玉指南も東側で。
音曲付きで遊べるよ！



スウィング歌謡も縄手通り東側です。
昭和の香りを感じてください！
①11:30〜②15:00〜

そして中町通り蔵シック館では、端唄や舞踊、民謡、お座敷遊びなどが楽しめます。
中町も盛りだくさん！
11:00〜15:00



そして最後は浅間温泉火焔太鼓の演奏を、四柱神社前で締めくくります。
まさに大団円！
15:40頃〜



企画についてはそれぞれ記事を書いてありますので、興味のあるものを調べてから出かけると、より楽しめると思います。

何かひとつでも皆さんの胸に伝わりますように。




  

「お稽古風景・箏曲、地唄」

松本には箏や地唄の教室が比較的多く存在しています。
城下町という土地との相性もあるのでしょう。
その中のひとつ、市内のこちらの教室にはジャポニスムがまだ構想だった頃からお世話になっています。



今回のジャポニスムは、箏曲、地唄にお囃子が入ります。
その合わせにお邪魔したのですが…。
これがすごかったです！

箏や地唄は上方でじっくりと育った芸能なので、素人が聞いてもとても雅やかです。

曲は「桜川」。
まるで音が降り注いでくるような感覚がします。

これに小鼓がひとつ加わると

頭の中に見えていた景色がみるみる広がっていきます。
花咲く春の野、その奥の山々、川の流れ、そしてなぜか頭上には金色の帯が泳いでいます。　

思い出しながら、この金色のものはなんだろうと考えていたのですが、今、分かりました。
金雲です。

洛中洛外図などに見る、金色の雲。
まさに究極の雅。

ひと足先に、とても贅沢な時間を過ごしてしまいました。


そして松本ジャポニスムでは皆さんよくご存知のあの曲を披露してくれます。
箏、十七弦箏、尺八、三味線、そしてお囃子。




松本ジャポニスムに来るのなら、このステージは見逃せません！

４月21日、松本ジャポニスム、
箏曲・地唄は
11:00〜






  

「中町もジャポニスム」

今年は中町通りの蔵シック館にも舞台を設けます。こちらも趣向が凝らされていて見逃せません！

端唄・松本知優佳会（まつもとともゆかかい）

民謡・清扶美会（きよふみかい）

日本舞踊・飛鳥乃白鳳会（あすかのはくほうかい）



賑やかな舞台の間には「お座敷遊び体験会」が行われます。

こんぴらふねふね、とらとら、野球拳など聞いたことあるけど見たことないなぁ、という曲の数々を、浅間温泉の元芸者さんと一緒に遊びましょう。



民謡もずっと取り上げたかったジャンルなので、今からワクワクします！サムライ体験、日本舞踊も加わって楽しさ満載！

中町ジャポニスムをとくとご覧あれ！


「中町もジャポニスム」
4月21日(日)11:00〜





  

「お稽古風景・長唄」

歌舞伎、舞踊と共に成熟した三味線音楽、長唄。今では演奏用の曲も多く作られて、お稽古事として根強い人気があります。

お芝居が好き、舞踊が好き、江戸が好き、様々な「好き」に対応する長唄ですが、雨が降って降っている、あやめが咲き始めた、風が強いなぁ、そんな日常にも応えてくれます。
曲が多いのも長唄の魅力です。

長唄・翔英会のお稽古場には幅広い年齢の方が集まります。
中でも若い人が多く通っていて、邦楽のイベントを開いて理解を深めたりと、活動も活発です。



4月21日松本ジャポニスム
長唄・囃子は
14:25〜

四柱神社、神楽殿の最後の舞台、長唄とお囃子で締めくくります！











  

「絵本の読み聞かせ」

とざい、東西！
抑抑、我ら話芸、音曲の優れることを皆々様にお伝えすべく、松本ジャポニスムなる催しを思い立ったるは四年以前、我ら文盲怠才にて何にも存ぜず候えども、お子の喜びは大人の喜びと心得たる故、甚だ勝手ながら落語講談浪曲絵本、これに三味線太鼓を加えて、お子に読み聞かせ、連れたる親御様にも楽しんで戴こうと稽古、稽古の日々を過ごし候、楽屋一同未熟者故、お目まだるき所は幾重にもお隠しあって、御贔屓の程、隅から隅までつらりつと御願い申し上げ奉り候！
とざい、東西！



そんな訳で今年も読み聞かせは熱が入っております。

落語紙芝居　演者　くずおか由衣　

講談の絵本　演者　前田斜め　
三味線　小澤直子
鳴物　　火焔太鼓




松本ジャポニスムに来て読み聞かせを見ないなんて、もったいない！
縄手通りの真ん中で
①12:30〜
②15:00〜














  

「スウィング歌謡・チャーリー坂本」

昭和の香りのする歌謡曲をギターとヴァイオリンにのせてお届けします。

ギターがめちゃくちゃ上手くて、声が優しくて素敵、でも何だか不思議な出立ちで気になる存在のチャーリー坂本さん



これは自分の目で確かめてみるしかありませんね！

楽しいライブは縄手通り東側で！
①11:30〜
②14:00〜

お楽しみに！





  

「遊ぶキモノ市」


あんまりむずかしいこと言わないで。
楽しくなくなっちゃうから。
気軽に着物を楽しもう。



「アンティークキモノ、帯の販売」
今年もズラリと並びます。



キモノに着せかえ
「着付けルーム・きものの學校」
レンタルの時間は60分程度。キモノを着るってどんな感じかな？
15分から20分で着付けます。一回2,000円です。

「キモノよろず相談所」
選び方に困ったら気軽にご相談ください。

「キモノリメイク」
バッグや小物などの販売。



「小道具貸し出し」
和傘や舞扇を使って写真を撮ろう。

キモノ市は縄手通り東側です。遊びに来てください！



「和風アイメイク」
500円でプロによるメイクが体験できます。
「レンタル・着付け」
こちらのレンタルは着物でゆっくり過ごしたい方におすすめです。
四柱神社近く、縄手通り「和装いろは」にどうぞお越しください！




  

「浅間温泉火焔太鼓」

いや、火焔太鼓の話といえば去年のジャポニスム。
すごかったです。盛り上がりすぎて何だか日本じゃないみたいでした。
ジャポニスムのはずなのに、まるでトリニダード・トバゴ。
遭遇した人は幸運だったと思います。
今年も松本ジャポニスムは火焔太鼓の演奏で締めくくります。

楽しんで、熱くなって、スッキリしてから帰りましょう！

浅間温泉火焔太鼓の演奏は
四柱神社大鳥居前で
15:40頃から！




  

「鼓草」
今年のリーフレットは小鼓を取り上げてみました。
このシーン、彼女は小鼓を打っているわけではありません。
では何をしているかというと…。

小鼓は馬の皮を使っているのですが、胴と皮は鋲で打ち付けたり、貼り付けたりしている訳ではなく、赤い紐（調べ）で締めてあるだけです。
実のところ「締める」というほど強くなく「繋いである」程度です。

この紐を手で握り込むことで圧着させて音をつくります。


その際、皮は柔らかい方が密着度が増すので、演奏前に濡れた手拭いなどで湿気を吸わせます。この湿り気の加減で大きく音が変わります。

演奏中にも乾燥によって、鳴らなくなったりするので、呼気で皮を湿らせたりする必要があり、絵の中の彼女は「良い音がしますように」と皮に息を吹きかけているところなのです。



胴には風流な蒔絵が施してあり、美術品としての楽しみもあります。
この小鼓の蒔絵はタンポポです。タンポポは鼓草（つづみぐさ）という別名を持っています。
これは小鼓の口唱歌（くちしょうが）に由来しています。

和楽器に口唱歌はつきもので、太鼓だとテレツクツとか、三味線だとチントンシャン、笛ならヒャイトロなどの口で伝える方法を今も使っています。

小鼓の場合は、高い音をタ、低い音をポ、と表現します。
リズムを加えるとタタタンポポポンタッポポンポポのような表現になります。

それを知っている人がタンポポを見て「あれは鼓草だ」と洒落たのでしょう。

ちょっと面白い話ですよね。





  

「張り子細工・ハリコチドリ」


でっかいかぶりもの、小さい縁起物。
ハリコチドリさんの不思議な作品はいつも脳が微少なパニックを起こしてしまいます。
ちょっとコワイ？でもカワイイような気もする。
じいっと見つめて…。オモシロイ！


そんなハリコチドリさんに
「今年はカータリを取り上げてみたいので、ハリコチドリさんのカータリも持ってきてもらえませんか？」
と持ちかけたところ、1ヶ月後に送られてきたこの写真。

どーん！
新作のカータリのかぶりものです。

「ヤバいヤバい！すごいのがキタ！ヤバいって、すごすぎるって！」

驚いた松本ジャポニスムは最大限にこれを活かそうと、企画を考えました。
それがカータリスタンプラリーです。

入稿寸前のリーフレットに無理やりねじ込み、博物館にコラボ企画を持ち込みました。

きっと成功します。
だってヤツが来てくれるから。



今回はカータリを多めに、小さな縁起物たち、個性豊かなかぶりものも並びます。











4月21日、松本ジャポニスム
ハリコチドリで遊んで行って！