「夜ジャポ君のゆるゆる浪曲案内…

「夜ジャポ君のゆるゆる浪曲案内!」



みんな!初めまして!オイラの名前は夜ジャポ君!昔の芸能を広く愛するちょっぴりイカれBOYだよ!設定はマニアな小学四年生!得意分野以外は何にも分からないんだ!授業中は落語のネタを繰るのに忙しいからね!

さて、何やらオイラの親分が浪曲のクラブイベントを計画しているようで、浪曲の解説を頼まれたんだけど、準備はいいかな?

浪曲は、落語や講談に並ぶ寄席芸能なんだ。日本の話芸のひとつに数えられるんだけど、落語、講談と大きく違う点は「音楽的要素がある」ことなんだ!

つまり、話の中に楽器の演奏と歌が混じっているんだよね。
この歌のことを、節(ふし)と言って、「歌う」ではなく「唸る」と表現することが多いんだ。聴いてみると分かるんだけど、本当に「唸っている」としか言いようがない、独特のリズムと胸に訴えかける表現力だし、これができなきゃ浪曲師にはなれないんだ。

そして楽器は三味線のこと。これも独特で、即興のセッションなんだ。浪曲師と曲師と呼ばれる三味線弾きの、まるでジャズセッションみたいなやりとりが、物語を盛り上げていくからオイラみたいな人間にはたまらない!

語り始めたら止まらないんだけど、今日はここまでにしようかな。お風呂に入らなきゃならないんだ。

次回は節と啖呵の「啖呵」を取り上げるよ!お楽しみに!




  
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2025年05月01日 Posted by 松本ジャポニスム実行委員会 at 22:58Comments(0)